消費税の課税期間は、原則的には１年間です。

個人で言えば、１月から１２月までの暦年、３月決算の法人で言えば、４月から３月までの事業年度ですね。

あえて、この課税期間を短くして３か月や１か月ごとに消費税の申告を行う事業者さんがいます。

少数派かもしれませんが、消費税の納税が負担となるような場合です。

１年分の消費税を、３月決算法人であれば、５月末までに一度に納税するような場合ですね。

（予定納税がある場合は、１回、３回など期中に前払いをします）

予定納税を含めて、金額が大きくなりがちなので、課税期間を１月に変更してしまい、

毎月消費税の納税を行うように変更します。


当事務所は、長い間、この短縮を行って、毎月消費税を納めています。

資金繰りとしては、前月に預かった消費税を翌月の早い段階で申告・納税することにより、

自社の資金繰りとは別に考えることができ、惑わされずにすみます。

是非ご検討下さい。

課税期間の短縮の届出についてはこちらです。