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相続対策で貸アパート?

相続税対策としては、ポピュラーなものですね。


アパート自体が貸家として、評価が低くなりますし、その下の土地も減額されます。借金で建てると、それもプラスの財産から差し引けるので、この3点(建物、土地、借金)を+-合計すると、マイナスになって相続対策になる
という仕組みです。


しかーし!

よく考えて下さいね。物事は全てうまくいくわけではありませんよね。

結果としてうまくいったという場合もありますが。



やって頂きたいのは、何千万もするアパートを建てるぐらいですから、きっちり先のことも見越して、「考えて下さい」 ということです。

そのアパートはおそらくあなたが死んだあともお子さんが管理していくことでしょう。長いスパンでお願いします。どうせならお子さんに「あれを建ててくれて本当に助かったよ」って言われたいですよね。



当事務所は、上記のように建てようかどうしようか、と悩んでいる方にも適切な提案をできるようにしています。

ただし、この場合は、全部の財産負債を見せて頂きます。一部の財産を見ただけでは、アパートを建てたほうがよいかどうかなんて、到底判断できないからです。


また、最近では貸アパートに限らない相続税対策のスキームがたくさんあります。当事務所は、ハウスメーカーなどとも連携を取って最善の方法を提案できます。